働き方のマインドセット~資格取得~

多くの社会人は、一日のほとんどの時間を仕事に費やしている。だから仕事のことを考えることは、これからの人生を考えることになる。
人それぞれ、仕事に対する考え方や感じ方は違うだろうけど、僕は最近よく思う。 
“これから先、今の場所で働き続けるのは精神的に厳しいな"
それなのに、定年延長が決まり、益々働かなければならなくなりそうだ。
ずっとここで65歳まで、いや最悪もっと、働き続けるとしたら。そうして費やす時間や人生のことを考えると、とても恐くて、不安になる。
今までは"仕事だから"と割り切って働いてきたけど、働く喜びは感じられない。
鬱になってしまう人の気持ちもよくわかる、結構みんなギリギリなんだ。

でもだからこそ、僕は考え方や見方を少し変えてみた。
仕事は仕事、と割り切りや我慢も必要だけれど、仕事以外を充実させる努力をしようと。
人は没頭できる何かがあれば幸せに生きていけると思う。視野狭窄、仕事だけの価値観で鬱屈な日々にするな。一日を楽しく、幸せに過ごすことが大目標だ。

最近、WBCを観て多くの感動があったけれど、その中の一つで印象的だった大谷さんのコメント。
負ければ終わりの重圧の中でどんな感情があるか、といった問いに、
「楽しいですね。それは、テレビゲームをしているような楽しさじゃなくて、重圧も込みで。人生の中で、そうそう、こういう経験ができる舞台はない。こういうところでプレーしてるんだなという、そういう気持ちも込みの楽しさです」と答えた。
一生懸命取り組み、時に緊張し、失敗し、苦しみながら、喜びを見出していく。

ドキュメント72時間という番組が僕は好きでよく見ている。その中で、資格試験に取り組む人々の取材がされていた。
驚いたのが、その多くが、働きながら資格取得を目指していて、その目的は転職のためだったり、老後の働き方を考えてのことだという。
まず思ったのが、すごいバイタリティーだな、ということ。
仕事を終えてから、または休日に資格の勉強。休む暇はほとんどないだろう。
でも、その必死さが僕の心に響いた。現状の中だけで一喜一憂する人よりも、明日に向かって取り組んでいるような前向きな心の在り方が、日々の充実につながっているのではないかと。
仕事に疲れて、それを理由に何もせず、楽することを楽しいことだと思い違い、またやってくる仕事が嫌になり疲れる。このサイクルからは幸せになれないことを、僕は今まで働いてきて知っている。

休みたい、楽したい、そう思うのは人の性。
だけど、日々を楽しく、充実させるためには、やっぱり挑戦していくことが大事なんだと思う。
やはり没頭。挑戦していこう。

日記

Posted by chogo