読書

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<著者> 夕木 春央

色々な理由で苦しくなる小説だった。この物語の設定である地下建築に閉じ込められた息苦しさ、建物の浸水が着実に進んでいく溺死への切迫感、そして誰かの命を犠牲にする選別を余儀なくされた絶望。